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美容部員で社員トップインフルエンサー/そのキャリアヒストリーとは?

さまざまなバックグラウンドを持つ数多くの仲間達がいる資生堂インタラクティブビューティー(以下SIB)。今回は、デジタルに特化した美容部員、通称「オムニPBP(パーソナルビューティーパートナー)」として活動し、インスタグラムのフォロワー数が6万人超えの社員トップインフルエンサーとして活躍するCHIROさん(アカウント名で活動中)に話を聞きました。

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◆CHIRO:2010年資生堂の美容職として入社。GMS(全国画一型の総合スーパー)チャネルで美容部員として店頭活動に従事。海外派遣活動などを経て、2021年7月よりSIB DX本部 オムニエクスペリエンス推進部 オムニPBPパフォーマンスグループに所属し、オムニPBP活動に従事。
アカウント名:CHIRO@資生堂 30代/時短・簡単メイク
CHIRO@資生堂|30代|時短・簡単メイク (@chiro_shiseido)
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学生時代は英語を専攻!英語を活用した仕事を求め資生堂へ

学生時代は、関心が高かった英語を学ぶために語学の専門学校で英語を専攻。
「元々は客室乗務員を目指していたことと、英語に興味を持っていたこともあり、英語の専門学校に通っていました。そのため就職活動時も、客室乗務員や興味のあった接客業において、グローバルで展開していてかつ英語が活用できる企業を中心に就職活動をし、海外派遣のある資生堂に縁があり、入社しました」とのこと。
持ち前の英語力は学生時代に培われていたようですね。
そんなCHIROさんは入社後にどのような経験をされたのか・・・(↓以下続き)

英語の専門学校時代

資生堂入社後はGMSチャネルに配属。念願だった海外派遣も経験、レジリエンスやアドリブ力を習得

資生堂入社後は、国内の系列第一営業本部(当時の組織)に配属となり、西友荻窪店、アリオ西新井店、イオンスタイル品川シーサイド店、などのGMSチャネルで計10年ほど店頭活動を経験。
「国内での店頭活動時には、どのようにお客さまの気持ちに寄り添い、言葉を発し、行動をするのかなど、対面でカウンセリング活動をするための基本的な応対スキルを学びました。」

と語るCHIROさん、そしてその期間に念願だった海外派遣にもチャレンジをしています。

「海外派遣では、オーストラリア、ニュージーランドに約1ヶ月間滞在し、いろいろな店舗でたくさんの方達と、コミュニケーションを取る機会がありました。例えば、同僚やお客さまとは基本的に英語でコミュニケーションを取るのですが、ベトナム人街にあった店舗ではベトナム語だけを話すお客さまもいて、その際は身振り手振りで何とか応対しました(笑)人とコミュニケーションを取る際は、言葉の壁などは関係なく、いかに相手のことを思いやりつつ、熱意や誠意を持って接することができるかが大事だと学びました。他にも、使用後のタオルやスポンジが洗われていなかったり、早く帰宅したいがために閉店時間前にお店を閉めようとしたり、お客さまやスタッフが時間通りに来なかったりなど、日本ではなかなか経験しないハプニングが日常茶飯事で、その都度、何とか乗り越えてきました(笑)こうした経験から、『細かいことは気にしない(何とかなる)』というマインドセットになり、レジリエンスやアドリブ力(臨機応変に柔軟に対応する力)を身に付けることができました。その結果、新しいことにチャレンジすることへの抵抗感もなくなりましたね。

異文化コミュニケーションを通じて、レジリエンスやアドリブ力、新しいことへのチャレンジ精神を身に付けられたCHIROさん。日本に戻ってからのキャリアとは・・・(↓以下続き)

GMS店舗入店時代
海外派遣時代(マッサージ)
海外派遣時代(応対)

デジタルに特化した美容部員であるオムニPBP活動への挑戦を決意。すべてが手探りも、店頭活動と本質は変わらない

海外派遣から戻り、GMSチャネル(イオンスタイル品川シーサイド店)で店頭活動をしていた時にコロナ禍を迎えます。

「当時、入店していた店舗はインバウンドの影響で外国からのお客さまが多かったため、コロナ禍になり、お客さまが激減しました。どうにかしたい、何かできないかと考えていた時に、オムニPBP 1期生の募集案内がありました。自分でも気になる商品の情報等は、SNSから集めたりしていたので、デジタルの必要性を感じていたところでした。また、私自身の今後のキャリアのためにも、英語(語学)以外にも何か強みを持っておきたいと思っていたので、オムニPBP 1期生に応募することにしました。」

2021年7月のSIB設立とともにオムニPBP 1期生の活動がスタートしたCHIROさん。会社とともにオムニPBP活動も立ち上げ直後の中、どのような活動をしていたのでしょうか。

すべてが手探りでした。前例がない、正解が分からない活動でしたので、当時のスタッフとオムニPBPの仲間とともに日々試行錯誤しながら活動を作り上げていました。最初はライブしかコンテンツがなかったため、ライブを中心に活動していましたが、視聴者も演者側もライブ自体に慣れていない状況(One to Manyでのコミュニケーション方法)でしたので、カメラ越しでの商品の見せ方や視聴者とのコミュニケーションの取り方、薬事確認の難しさなど、苦労が絶えませんでした。ただそこから回数を重ね、PDCA(Plan Do Check Action)を高速で回すことで、自身のスキルアップとなり、より良いコンテンツにブラッシュアップしていくことができました。その後、オンライン上でカウンセリングをするオンラインカウンセリングや、約40名のオムニPBPが各テーマに沿った商品・美容の情報を発信するための各種SNS(インスタグラム、X、YouTube、Tik Tokなど)のアカウント開設と運用など、新しいコンテンツサービスを順次リリースしていき、他にもCMやマスメディアへの露出などの経験値も積み、One to Manyの効果でこれまで接点のなかったより多くのお客さまと出会うことができました。

主にデジタル上で活動するオムニPBPとリアルで店頭活動をするPBPとの違いを聞いてみると、

「当時はデジタル上での視聴者(お客さま)とのコミュニケーションの取り方に試行錯誤をしていましたが、今になって思うことは、デジタルだろうとリアルだろうとお客さまとのコミュニケーションの取り方の本質は変わらないということです。お客さまは情報元である『私』を信頼してくださり、商品を購入されます。お客さまから信頼いただくためには、お客さまのことを思いながら密なコミュニケーションをしっかり取ることが大切だと思っています。それが店頭では、対面でのOne to One応対ですし、デジタル上では、ライブ・オンラインカウンセリング・SNS(情報発信&DM)という手段の違いなだけです。デジタル活用に年代は関係なく、カウンセリング応対スキルが高い人、つまり、商品知識があり相手のことを思いながら自分の言葉で伝えることができる人は、デジタル上でも活躍できると思います

CHIROさんインスタグラムトップ画像


CM撮影模様

社員トップインフルエンサーとしてオムニPBP活動の最前線を駆ける思い

今ではインスタグラムのフォロワー数が6万人超(4/10時点)で社内トップインフルエンサーとして活躍するCHIROさんの今後の展望とは。

「デジタルの力で、お客さまに合う情報を届け、一人でも多くのお客さまの魅力を引き出せる存在になりたいですね。
私自身としては、今後もフォロワー数(影響力)を増やしていき、現状に満足せず、前例のない活動にチャレンジし続けていきたいです。例えば、これは野望に近いのですが、いつか特技でもある英語を活用した国際的な活動にもトライしてみたいと思っています(笑)
また、社内では『デジタル(SNS)活動=20代の美容部員(PBP)が対象』という先入観を持つ方が多くいます。実際にはそんなことはなく、経験豊富なPBP(30~50代)の方こそデジタル上でもお客さまニーズがあったりするので、30代である私自身がデジタル上で頑張る姿を示し続けることで、美容部員(PBP)の新しい働き方やキャリア形成の在り方を示す一助になればいいなと思っています。
一方で、オムニPBP活動の認知拡大のためには、一人では限界があるので、そうした活動で蓄積したナレッジをオムニPBPの仲間たちにも共有し、一緒に切磋琢磨することで、オムニPBPの存在価値を社内外に示していきたいです。」

インタビュー模様

CHIROさんからみなさまへメッセージ

SNS、オウンドメディアを通じたライブ・動画・オンラインカウンセリングなど、多くのコンテンツサービスがありますので、以下をご覧いただき、まずはご自身に合うオムニPBPを気軽にフォローしてみてください♪

※オムニPBPの活動サービス詳細は以下よりご確認ください!
■オムニPBP専用サイト
■Shiseido Beauty Live ワタプラNight!(ライブコマース)
■オンラインビューティー(Webカウンセリング)
■オンラインセミナー

【SNSセンターアカウント関連(資生堂ビューティージャーニー)】
・Instagram
・Twitter
・Tik Tok
・YouTube

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―――――取材後記―――――
オムニPBP活動(SNS・ライブ・動画・オンラインカウンセリングなど)では、常に「瞬発力」「柔軟性」が問われます。CHIROさんが海外派遣で培った「レジリエンス」「アドリブ力」「新しいことへのチャレンジ精神」は、まさにオムニPBP活動をするにあたって必要なスキルかと思います。CHIROさんを始めとしたオムニPBPのみなさんの今後の活躍と共に「オムニPBP」のコンテンツサービスが、今後どのような進化を遂げてお客さまの元に届き、かつ美容部員(PBP)の働き方を変えていくのかが楽しみです。

後藤 啓(ごとう けい)

資生堂インタラクティブビューティー株式会社 企画管理部 企画・財務グループ 所属。大学卒業後、2010年に資生堂に入社。営業(専門店)→社内外広報(エリア広報・メディア対応・PR計画立案・インターナルの運営と推進など)業務に携わり、21年7月から資生堂インタラクティブビューティー株式会社へ出向。同社DX本部 オムニエクスペリエンス推進部でオムニPBP活動の戦略・企画立案業務に従事し、現在は、同社企画管理部で社内外広報業務を担当。