象徴イラストに込められた思い
こんにちは!資生堂インタラクティブビューティー(以下SIB)の後藤です。
突然ですがnoteに記事のジャンル分けを目的としたマガジン機能があるのをご存知ですか?
SIBの変革に挑む舞台裏、職場環境、業務内容、従業員の思いなどを発信しているSIB公式noteでは、マガジン機能を活用し、「SIB(コーポレート)」「DX」「IT」「人事制度/人材育成」の4つに分けて運営しています。
その内の「人事制度/人材育成」のアイコンは、イラストレーターの矢野恵司さん(IGアカウント @keiji_yano_)に作成いただいた『融合』を意味するイラストを使用しています。
今回はこのイラストに込められた思いや作成背景などについて、担当者にインタビューしてきました。
―――アイコン用のイラスト作成経緯とイラストに込められた思いについて
作成にあたり、まずは採用市場におけるSIBの認知拡大、企業ブランディング(企業イメージの統一)を図るためのイラストというベースの元、①募集人材別のアイコン的イラスト②SIBの企業理念を体現するイラストの2つ、そしてトンマナの方向性としては、資生堂のヘリテージであるアールヌーボーの曲線美とシンプルさ、品性を感じさせるデザインに革新性を追加してほしいというお題をいただいたので、イメージの実現かつ新鮮な印象を出すことができるイラストレーターさんをアサインしたいと考え、資生堂の別ブランド(プロモーションDMなど)でイラストをお願いしたことのある矢野さんにお声掛けしました。
矢野さんのイラストは色やグラデーションの表現の仕方が日本画を感じさせるような雰囲気があり、その日本的な印象とイラストが元々持っている少しアバンギャルドでグラフィカルな洗練された印象の有機的な線をより強く表現いただくことで、常にアップデートし、変化していくSIBを表すのに最適だと考えました。それぞれのイラストの狙いは次の通りです。
1: 募集人材別のアイコン的イラスト
具体的なモチーフ(例えばPCであったり、統計グラフであったり)で表現するのではなく、抽象的な表現にすることで、いわゆる固定的なイメージを持たせるのでなく、想象の幅を広げ、それぞれの両機の可能性を有機的に広げていくイメージにしたいと考えました。
2: SIBの企業理念を体現するイラスト
抽象化した各職種のイラストをゆるやかに繋げ、ひとつにしたものを企業理念を体現するイラストにできるのではないかと考えました。
人材を表したイラストが点在しているというよりも、有機的に繋がる事でお互いが連携し、融合し、ひとつのパワーとなるようなイメージを狙いました。
――――アイコン用のイラスト作成時のエピソードについて
苦労した点は、イメージしている抽象化を実現させつつ、狙いでもあった矢野さんの持っているイラストの強さを最大限活かしたアウトプットにするための微調整が難しかったところです。
やりがいや自分としての学びとなった部分としてはイラストレーターさんにお願いしたいイメージを整理していく過程で、SIBがどうあってほしいか、どういう見え方になっていってほしいのか、どういう人材像であるべきかを自分でも想像し、言語化することで会社へのさらなる理解や、今後の働き方への学びとなりました。
いかがでしたでしょうか。お互いが連携(融合)し合いひとつのパワーとなるようなイメージで作られた本アイコンは、まさに、プロパーやキャリア採用の方含め、多種多様な人材が集まっているSIBの象徴と言えます。そのような人材たちで創造していく今後のサービスに乞うご期待ください♪