資生堂、Oracle社のData Platform Innovation Awardを受賞!
資生堂は、Oracle Corporation(以下Oracle)が主催する”2024 Customer Excellence Awards”において、Infrastructureのカテゴリで「Data Platform Innovation Award」を受賞しました。
全世界から数百のノミネーションが集まる中、19のAwardsの一つとして選出されたこの受賞は資生堂のデータプラットフォーム活用における革新性が高く評価された結果です。Oracleは各企業の優れた取り組みを評価し、共有することで、業界全体の発展を促進することを目的としており、今回の受賞は、これらの取り組みが国際的に認められた証と言えるでしょう。
当社、資生堂インタラクティブビューティー(SIB)は、外部パートナーと組んで、今回受賞事例となったプロジェクトの運用構築を推進しました。
■受賞事例
約5,000人が利用する販売・顧客分析システム基盤「B-NASS+」をオンプレミスからOCI(Oracle Cloud Infrastructure)へ移行し、将来のシステム更改負荷を低減。
従来、増大するデータや多様な分析ニーズに対応するため、処理性能の安定と向上、運用コストの最適化が求められていました。導入後は、高い柔軟性と拡張性を確保しつつ、5年間のTCOを最適化し、運用コストを約2割削減しました。また、約90%の夜間バッチ処理が高速化し、画面レスポンスも改善され、処理性能が大幅に向上しました。
*TCO(Total Cost of Ownership)
システムの導入から利用終了までにかかる総所有コスト。運用開始後の維持費、管理費、人件費等
■受賞コメント
この度は、栄誉ある賞をいただきありがとうございます。資生堂およびSIBは今後もデジタルとテクノロジーを活用し、社内外に対してより良いサービスを提供するための努力を続けてまいります。今回の受賞を機に、さらに多くの革新的なプロジェクトを展開し、グローバル市場での競争力を一層強化していく予定です。
【参考】
2024CustomerExcellenceAwards:https://www.oracle.com/jp/corporate/customers/awards/